ささ圭

人は別れと出会いを繰り返し、その中で多くのことを学び、人として磨かれて行くものだと信じています。
別れた後も心に残るような人間になりたいと思います。
2014年9月に新工場が竣工、以来社員と共に全速力で走り続けています。長い間待っててくださったお客様にようやくお届けすることができるようになりました。心より感謝申し上げます。
お客様からいただいた「福興」の文字。福を興す、一度は無くなったと同様の会社を興す、そして皆様にも「元気な福」をお贈りできたらとの思いです。それが私たちのふるさと閖上を興すことにも繋がっていくと信じて、これからも“希望の笹かま”を、造り続けます。

躍動感、勢い、新鮮さを表しています。
古きもの(伝統の技や味)を大切にしながら新しきものを探求することで、お客様の心に響くような味を求め続けるささ圭の姿勢を象徴しています。味と心と技の調和・・・造り手の豊かな心がこもっていてこそ、磨き抜かれた技に裏打ちされていてこそ本当に喜ばれる味覚が生まれるものだと信じています。
通称ベロとよばれる魚(舌平目)ににていることから昔は「ベロかまぼこ」木の葉に似ていることから「木の葉かまぼこ」などと呼ばれていました。そのベロ(舌)を掛けています。

ささ圭創業の地 閖上は、藩制の時代から豊かな漁場として栄え、多くの人々に「海の幸」を届けてきたところ。ささ圭の味と技は、この閖上が育んでくれたものです。

「海の幸」から生まれた笹かまぼこは、磨きぬかれた技により、風味豊かな名産として受け継がれてきました。

ところが、かの震災。全ての工場を失い、何もかも失ってしまい、伝統さえも途絶えてしまうのかという創業以来最大の危機に迫られました。

そんななか、多くの方々に励ましや応援の声をいただき、内陸部に唯一つ残った店舗の中に、小さな工房をしつらえ、手造り笹蒲鉾を造り始めたのは約4ヶ月後の7月1日のことでした。

それは半世紀前までの造り方。新鮮な魚肉を石臼でじっくりと練り合わせすり身にし、一枚一枚手でたたいて成型し、私たちの思いを込めて丹念に丹念に、手焼きしました。
「手わざ笹かまぼこ」誕生の瞬間です。それは「ささ圭」復活の瞬間でもありました。

どの工程も、職人の熟練した技と感性を必要とする作業。伝統の技・味は身体が、そして舌が覚えていました。
「これでやれる!」。
形のあるものは全て失いましたが、形のないものだけは残ったのです。
目に見えないものこそ、大切にしていかなくてはならないことに気づかされました。

時として試練は、私たちに大切な物を気づかせ、学ばせてくれます。
磨き抜かれた技に、造り手の豊かな心がこもっていてこそ、本当に喜んでいただける味が生まれるものだということを、改めて学ばせていただいた気がします。

私たちはこれからも「味と技と心の調和」を大切に、そして感謝を胸に、心に響く味を探求してまいります。「目に見えない」大切なものを未来につなげてまいります。

「やづしたら終わりだよ・・・」 先代が創業以来ずっと言い続けてきたこと、それは
「何があっても絶対にやづすんすなよ(手を抜くなという意の宮城の方言)」という、厳しくも当たり前の言葉。
「何があっても決していい加減にしてはいけないよ。」いいものを使い、いいものを造る・・・それがささ圭の基本であることを頑なに守ってきました。

かまぼこの命はなんといっても「すり身」。私たちは「すけとうだら」「きちじ」に代表される原材料、そして「スモークサーモン」や「チーズ」等の副素材の選択も、決してないがしろにしません。とことん原材料や副素材と向き合い、一切の妥協を許さずに選定します。
「手わざ笹かまぼこの誕生」 奇しくもあの震災で蘇った50年以上前の造り方。これにより、私たちは「笹かまぼこの原点」に立ち返ることができました。
石臼だけで摺り合わせることにより、季節、湿度、気温、室温・・・等々、微妙な違いは、すり身のできあがりに極度の差となって現れます。感性が研ぎ澄まされてできる、まさに職人技が試される製法なのです。

石臼で摺り上がったふわふわのすり身を手にとり、金串に串付けをします。右手の掌でちょっとたたき、裏返してまたたたきます。それを1本づつ、丹念に何度も何度も返しながら手焼きをします。
この手間のかかる製法にも、決して「やづす」ことなく真摯にものづくりに向き合っています。
「やわらかい笹蒲鉾は作りません」 新工場ができ、震災前の製品復活や新製品の開発にも余念がありません。
最近の傾向として、全てに柔らかいソフトなものが好まれる傾向があります。新工場では最新の設備で衛生的な環境のもと、「まるっチーズ」などに代表される蒸しかまぼこなどのふんわり感を楽しむ蒲鉾も製造しています。

しかしながら、笹かまぼこは昔ながらのしっとりと絹のようにきめ細やかで、しっかりと歯ごたえがあり、噛むほどに味わい深くなる・・・それが本来の笹かまぼこだと信じて、決して原材料を「やづす」ことなく、製法にも手わざ笹蒲鉾で培った技を取り入れた製品作りをしています。
ソルビン酸などの合成保存料や合成着色料は、一切使用しないこともまた、ささ圭のこだわりです。

全国蒲鉾品評会
  • 昭和60年 水産庁賞 『笹蒲鉾 帆立入り』
  • 昭和61年 水産庁賞 『笹蒲鉾 桜えび入り』
  • 昭和63年 水産庁賞 『笹蒲鉾 吉祥』
  • 平成11年 水産庁賞 『笹蒲鉾 青海波』
  • 平成12年 水産庁賞 『伊達のすし蒲鉾  錦紋様「あなご」』
  • 平成17年 水産庁賞 『海鮮揚 紅鮭』
  • 平成23年 全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会会長賞 『金箔黒五焼』
  • 平成24年 アメリカ大使館賞 『手わざ笹かまぼこ吉祥』
  • 平成25年 全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会会長賞 『手わざ笹かまぼこ 希望』
  • 平成26年 大日本水産会長賞 『手わざ笹かまぼこ 希望』
  • 平成27年 大日本水産会長賞 『手わざ笹かまぼこ 吉祥』
宮城県「第一回みやぎものづくりまるごとフェスティバル」
  • 平成9年  『奨励賞 伊達のすし蒲鉾 錦文様』
宮城県水産加工品品評会
  • 平成20年 水産庁長官賞 『備長炭火串焼き笹かま』
  • 平成23年 宮城県知事賞  『栗入金箔黒五焼』
  • 平成27年 宮城県水産加工業協同組合連合会会長賞 『まるっチーズ』
第57回全国水産加工たべもの展
  • 平成20年3月 大阪府知事賞受賞 襲(かさね) 花山吹
模範工場の受賞
  • 平成 9年 宮城県塩竈保健所 褒状
  • 平成 9年 宮城県知事 褒状
  • 平成11年 (社)日本食品衛生協会 褒状
  • 平成13年 厚生労働大臣
    「模範工場」として表彰されました。

  • 平成 27年  宮城県塩竈保健所 褒状

「ささ圭」の工場には、笹かまの工程を見学に小学生たちがやってきます。
ふだん、何気なく食べているものが、どのようにして作られるのか、みんな興味津々。珍しい機械や手際よく働く人々にふれて、小学生たちはしきりに感心します。
地元の名産品について深く知るということは、自分たちのふるさとを深く理解する事に結び付くのです。
ささ圭では毎年、地元閖上小学校の笹蒲鉾体験授業のお手伝いに行っています。
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